こんにちは、人間編集部アシスタントのかまたまです!
普段は大阪を拠点に活動している人間編集部ですが、今回は足を伸ばして東京・渋谷にやって来ました。
なんといっても関西はまだまだライター不足。
そこで、発表当初から話題になっていたライター企画プレゼンイベント「ENTER」にて、次世代ライターを発掘しに行ってきました~!
2019年2月7日に行われた本イベント、当日にはTwitterでトレンド入りするほどの熱狂ぶり。
そんな激アツイベント「ENTER」の当日の様子をレポートします!
株式会社ヒャクマンボルト主催、次世代のライターたちが賞金10万円と媒体掲載をかけて挑む企画プレゼンイベント。それが「ENTER」です。
当日の流れは次のような感じ。
1. 出場者6人が、主要12媒体の編集担当者の前で記事企画のプレゼンを行う。
2. 12媒体の編集担当者は、その企画を「興味あり(口出しはさせてね)」「是非うちで(そのまま採用)」の2種類の札でジャッジ。
3. 札が挙がればその場で交渉成立! その媒体での記事掲載が決まります。
4. 最優秀者には賞金10万円!
ライターにとっては売り込むチャンス、メディアにとっては争奪戦。さながらライター版ドラフト会議なのです。
会場はサブカルイベントを数多く行う「LOFT」グループが運営する、トークライブハウス「LOFT9 Shibuya」。
チケットはイベント開催前に完売、会場にはイベント開演前からメディア担当者やライター、観覧者の皆さんが続々と。
なお、本イベントでライターの企画プレゼンをジャッジするのは以下の超豪華12媒体!
・ジモコロ
・MTRL(マテリアル)
・ヴィレッジヴァンガード
・KAI-YOU.net
・ROOMIE(ルーミー)
・GetNavi(ゲットナビ)
・SPOT
・メシ通
・ねとらぼ
・Kindai Picks
・ar(アール)
・ウートピ
私たち人間編集部はKindai Picks編集チームとして参加いたしました!
イベント内では唯一の関西勢でしたね。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
#ENTER2019
はじまるぞ!!
Kindai Picksのお二人 pic.twitter.com/aexGraqrFQ— ニシキドアヤト (@art_0214) 2019年2月7日
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
本イベントのMCはカツセマサヒコさん&はましゃかさん!
はましゃかさんのスカートは、ENTERのイベントメインビジュアルとお揃いで黄色にしているとのこと。かわいすぎない?
そしてゲスト審査員にはさらに豪華な面々が!
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
有限会社ノオト代表取締役の宮脇淳さん、ライターのヨッピーさん、タレントのぱいぱいでか美さん。
コンテンツ作りのプロであるお三方から企画内容について直接コメントがもらえるなんて、ライターにとってはこの上なく貴重な機会です。
なお、今回の企画プレゼンにはあらかじめテーマが。
そう、「平成」!
新元号に改正される直前の今、平成の時代をテーマに、次世代ライターからささまざまな企画が披露されていくわけですね。ちなみに企画の応募総数はなんと
223通!
そのうち、審査を通過し本イベント出場の切符を手にしたのはたったの5人と1組。
選び抜かれた企画を手に、ついにプレゼンが始まります!
トップバッターは、東京工業大学大学院1年生で株式会社メンヘラテクノロジー代表取締役という異色の経歴を持つらんらんさん。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
「平成の恋愛ソングの歌詞を分析して平成の恋愛観をさぐる」という、らんらんさんが掲げるメンヘラテクノロジーを生かした企画。
らんらんさんの分析能力はすさまじく、分析例として「ツイートで頻繁に使用する単語」を詳細まで明かされたカツセさんは「恥ずかしい……!」と悶絶。会場は爆笑。
そして企画は運命のジャッジタイムへ。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
「興味あり」の札が4媒体で上がる中、我々Kindai Picks編集部は唯一「ぜひうちで!」の札を上げてアピール!
らんらんさんが選んだ媒体は……?
「Kindai Picksさんで!」
ヤッター!!!
らんらんさんによる平成恋愛観の記事がKindai Picksに掲載されることが決定しました!
Kindai Picksを選んだ理由を聞くと、「担当編集者の方(※人間編集部編集長トミモトリエ)の髪の色で決めました」とのこと。そんな理由でいいの?
という感じで、本当にその場でライターとメディアの交渉が成立し、記事掲載がドンドン決まっていくのです。激アツすぎる~~~!
お次はフリーライターの亀沢郁奈さん。
銀座で着付けたという着物姿が美しい。
めくりに書かれた「平成の梅干を作ろう」というぶっ飛び企画にザワつく会場。
「平成の私たちが子孫に残せる財産は何だろう?」と考えたとき、「年月がたつことで確実に価値が出て、元手のいらないもの」として梅干しを思いついたとのこと。「平成」というラベルを貼った100年ものの梅干しを未来へ……!
T●KIOもびっくりの熱のある企画に、メディア側もなかなかの好反応。「うちならこういう観点から書けます」「経費全部出ます」などのアプローチとともに次々と札が上がります。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
我々Kindai Picks編集部も「ぜひうちで!」と札をあげ、「近畿大学には農学部がある! 和歌山に南高梅を栽培してる農場もあるし、専門家の指導のもとで本格的な梅干しが作れます!」と熱弁!
熱烈アピールが功を奏したのか、なんとこちらも掲載が決定!
初っぱなから連続してKindai Picksが掲載を決め、MCカツセさんからは「関西勢とばしてんな~!」とツッコミが入りました。
続いてはものづくりを得意とするライター淺野義弘さん。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
ジュラ紀にロマンを感じるという説をもとに、「平成の産物の化石を作ろう」という企画。
「確かにたまごっちの化石とか見たい!」というはましゃかさんの発言に、世代ドンピシャの参加者の皆さんが激しく頷きました。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
メディア側からも「絶対バズる!」と高評価。ずらっと札があがります。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
審査員ヨッピーさんからも「『平成の化石』というワードとたまごっちやミニディスクの化石の写真で2万リツイートぐらいいく」とバズの可能性の高さを認めるコメント。
各メディアからの熱烈なアプローチを吟味した結果、掲載媒体はジモコロに決定しました!
ジモコロは淺野さん @asanoQm と一緒に記事作れることになりました。長野市出身だったり、ものづくり系の仕事に関わっていたりなど、話が弾んでその場で企画3本決めました。良い出会いを作ってくれた運営スタッフの皆さん、そして主催サカイエヒタさんに感謝です。みんなすごい。#ENTER2019 pic.twitter.com/mwwJVNgdtR
— 徳谷 柿次郎 (@kakijiro) 2019年2月7日
前半3人のプレゼンが終わったところで、スペシャルシークレットプレゼンターが登場!
デイリーポータルZ等数々の媒体で活躍中の人気ライター地主恵介さん!
「企画のプロ」として、地主さんによる平成の企画プレゼンが始まります。
「平成のビジネスチャンスを見落とすな!」と、地主さん。
どうやらこれから出てくる写真に平成が隠れているらしい。
なに?
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
どよめく会場。
審査員席からは宮脇さんの「地主さんは最初だけ面白いんだよなあ」というコメントが。その後も、地主さん渾身の「平成」写真が披露されていく(1日がかりで撮影し、最終的に警察が来たらしい)。
なんだったんだ。
ルールに則り、ジャッジが下されるも……メディアからの札はゼロ、掲載媒体なし!
その企画、地主さんならブログでも十分見てもらえるでしょ!と会場からは総ツッコミ。しかしおかげで会場はすっかりあったまり……地主さんのエンターテイナーっぷりには本当に脱帽です。
でもブログでやってください!!
地主さんによる遅めのアイスブレイクで会場が和んだところで、4人目。普段はOLさんだというもしもし猫村さんです。顔出しNGのため猫の覆面をつけて登場。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
企画は「フォントで振り返る平成史」。
バブル崩壊からSNS期まで、使われるフォントの変化によって時代を読み解くというフォントマニアにはたまらない企画。メディア側からも「ニッチな層に刺さる!」と高評価。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
ニッチな分野だったぶん「興味あり」の札が多かった中、熱烈に「是非うちで!」の札を上げたKAI-YOU.netに掲載が決まりました!
続いては仙台在住の大学生ライターもりけんさん。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
企画は「平成元年の時点で存在していたアイテムのみで東京を観光する」というもの。
スマホが使えない、地図アプリがない、山手線は使えるけどメトロは使えない、最近できた観光地は行けない……など、ルール制限の例を出すたびに会場が「ああ~!」と爆笑。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
審査員の宮脇さんからは「ルールをきっちり決めれば非常に面白い企画」というコメントが!
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
お出かけ系、恋愛系のメディアなどから複数のアプローチを受け、かなり悩んでいた様子。
考え抜いた結果、掲載媒体はヨッピーさんが編集長を務めるおでかけメディアSPOTに決定しました!
最終プレゼンはNEW DUGONG(ニュージュゴン)のお二人。ライター&イラストレーターのユニットだそう。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
企画は「~永久保存版~ 平成プリ帳ガイドブック」。
ニュージュゴンのお二人が「平成のデスノート」と称した「プリ帳」の例がスライドに映し出された瞬間、会場にいる女性たちから悲鳴に近い笑いが起こります。
世代ドンピシャであるぱいぱいでか美さんは「私もプリ帳つくってました!! スクールカースト上位の子のプリクラ貼ってるとすごいっていう文化ありましたよね」とプリ帳あるあるを語り、会場は異様な盛り上がりを見せました。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
一方、隣のヨッピーさんは「わからん」とお手上げ状態。
会場内のオジサ……男性のメディア編集者・ライターの皆さんも「これ俺たちで編集できるのか……?」とザワつきます。
しかし、世代の女性にドンピシャ・男性にとっては未知の領域ということで企画は大好評!
本イベント最高数、11枚の札が一気に上がりました。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
画面内だけでも10枚の札が上がる人気ぶり!
多くのメディア担当者が「絶対バズる!」と太鼓判を押したこの企画。二人で相談した結果、掲載媒体はROOMIEに決定しました!
全6組のプレゼンが終わり、全ての参加者が掲載媒体をゲットするという素晴らしい結果になりました!(地主さん以外)
厳正なる審査の結果、審査員である宮脇さんより最優秀者の名前が発表されます。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
参加者の皆さんが緊張の面持ちで発表を待ちます。
最優秀賞は……
NEW DUGONGのお二人です!
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
みごと最優秀賞に輝いたNEW DUGONGのお二人には、ぱいぱいでか美さんより賞金10万円が手渡されました!
さらに最優秀賞の選考理由とイベント全体を通して、ゲスト審査員の皆さんからのコメントが続きます。
ぱいぱいでか美さん「本当に楽しい企画、イベントでした。プリ帳の提供にぜひ協力したいです」
ヨッピーさん「(最優秀賞の企画は)平成というテーマに一番素直でしたね。すべてのプレゼンが熱量のある素晴らしいものだったし、今後は紙の企画書であっても、もっと気合い入れて目を通していきたいと思いました」
宮脇さん「僕の知らない平成がありました。改めて平成とは何だったのかを考えさせられましたよね。これからの時代、どんどん若いクリエイターが面白いことをやってくれるでしょうから、そこでどう編集者とタッグを組むかが重要だと思います。これからも頑張っていきましょう」
審査員のお三方はもちろん、編集者・観覧者も納得の最優秀賞。プレゼン力もさることながら、圧倒的な熱量と平成への愛をビシバシ感じる、素晴らしい企画でした!
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
最後に主催である株式会社ヒャクマンボルト代表取締役サカイエヒタさんのお言葉で、イベントは締めくくられました。
写真提供:株式会社ヒャクマンボルト
「また来年も皆さんと一緒にやりましょう!」
サカイさんのこの言葉がに、会場からは鳴りやまぬ拍手が。このイベントの熱量、反響、次回を望む多くの声。その盛況ぶりを今さら言うまでもありません。
マジで来年も! その次も! ずっとこんなイベントが続けば最高ですよね!?そしてなにより、東京だけでなく関西でもこれほどのイベントができたらもっと最高だろうなと、関西勢である人間編集部は志をより高くしたのでした。
関西のライター界隈もっと盛り上がってこ~~!
なお、ENTERの当日の様子や後日談、参加者の感想などはTwitterハッシュタグ「#ENTER2019」で見られますので、見逃した方はぜひチェックしてみてください!
いや~~今回の企画が各媒体で記事として公開されるのが待ち遠しいですね!
参加者の皆さん、スタッフ・関係者の皆さん、本当にお疲れさまでした!
写真提供:なかむらしんたろう
(おわり)